不動産売却の契約後、引渡しまでに何をする?

作業の開始条件・担当・期限をそろえ、途中で確認する

不動産売却の契約後、引渡しまでに何をする?

結論から言うと

契約後は、契約書で約束した作業を進めます。ただし、ローン特約で解除される可能性が残る間は、解体など費用がかかる作業や、後戻りしにくい作業の開始を待つことがあります。

待つ間も、無料でできる日程・見積りの確認や、書類の準備は進められます。

契約後に残る作業を、一覧にする

契約書の特約や引渡し条件から、自分の取引で必要な作業を抜き出します。

作業の例確認しておくこと
引越し・残置物撤去何を残し、何を撤去するか。明渡しと搬出の日程
測量・境界確認依頼先、対象範囲、隣接者との確認状況、完了見込み
解体・修繕作業範囲、着手条件、費用、完了の確認方法
登記に必要な準備司法書士等へ渡す書類と、不足しているもの
売主のローン返済・抵当権抹消金融機関や司法書士との手続き・日程
決済・引渡し日時・場所・必要な人・書類・鍵

必要な作業に、担当・開始条件・費用負担・完了期限・次の確認日を添えます。契約上の期限と、進捗を確かめる日は別に決めましょう。

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契約後にすることは、契約前から箇条書きにしておくと安心です。通常は不動産業者が発注を段取りし、準備するものや期限を案内します。

自分で業者を選ぶ場合も、日程や作業範囲を仲介担当者へ共有してください。誰がどこまで進めているかが分かれば、引渡しまで段取りしやすくなります。

正式発注を待つ間にも、準備は進める

融資状況とローン特約を確認し、発注時期を仲介担当者と相談します。期限が来ただけで解除の可能性が消え、発注してよいとは判断しません。

待つ間は、無料でできる範囲を確認して準備します。

  • 見積りと作業範囲を確認する
  • 候補日を伝え、日程を確保できるか相談する
  • 発注やキャンセルで費用が生じる時点を確認する
  • 必要書類をそろえ、不足を確認する

仮予約や見積りも有料の場合があります。開始条件が整ったら動けるよう、費用の発生時点を先に聞きましょう。

自分で業者を選ぶなら、仲介担当者にも共有する

自分で頼む解体業者や土地家屋調査士の作業も、日程・範囲・費用・完了見込みを仲介担当者へ伝え、変更時は共有します。

残す物の撤去や測量の遅れは、買主との約束にも影響します。依頼先だけで話を進めず、契約条件に合うか確認しましょう。

仲介会社の紹介・手配でも、正式な依頼者や費用負担者は別に確認します。契約書と見積書で役割をそろえましょう。

依頼した後も、完了見込みを確認する

隣接者の返答待ち、解体中の埋設物、撤去する物の増加などで、日程や費用が変わることがあります。

着手時、完了の見込みが立ったとき、返答待ちが続くときに、状況を共有してもらいましょう。毎週一律の確認は不要でも、期限直前に初めて遅れを知る状態は避けたいところです。

今は誰の何を待っていますか。完了の見込みと、次に確認する時点を教えてください。

遅れそうなら、理由・引渡しへの影響・追加費用・対応を早めに相談します。契約期限を一方的に変えず、必要な合意や通知も確認してください。

故障や冬の管理も、引渡しまで共有する

故障・漏水・損傷などが見つかったら、写真と発見日時を残して仲介担当者へ連絡します。修理・費用・引渡し日の扱いは、契約と状況に応じて確認しましょう。

降雪地域・寒冷地では、水落とし・暖房・巡回、積雪・落雪への対応も相談します。危険な屋根へは自分で上がらず、専門業者等へ相談してください。

融雪後の測量や解体は、雪解けの遅れも見込み、着手時期と引渡しに間に合うかを確認します。

引渡し日だけでなく、時間・場所・持ち物を確認する

金融機関や司法書士との調整もあるため、日時・場所・立会人・必要書類・鍵を早めに確認してください。

売主がすべてを管理する必要はありません。自分の準備と担当者の段取りを分け、変更は共有する。 引渡しまで続けましょう。

参考資料・確認先

改稿時の補完確認:2026年10月16日(上記ローン特約Q&A)

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執筆・編集|不動産ホンネガイド編集部

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